新・片腕必殺剣  



新獨臂刀/The New One-Armed Swordsman

2008年初レビューという事で、お気に入り中のお気に入り作品を。
王羽(ジミーさん)主演で大ヒットを記録した『獨臂刀』シリーズの後を受け、二代目獨臂刀に邵氏売り出し中のスター・姜大衛(デビッド・チャン)を迎え製作された(その辺の経緯は有名なので省略)大傑作です。


卓越した二刀流の技を持つ若き剣士・姜大衛は、江湖の世界で急速に名を上げつつあった。そんな彼を邪魔に思った大侠・谷峰は綿密な策略で無実の罪を着せ、自分と対決するよう仕向ける。「自分が負けたら右腕を切り、足を洗う」と言う谷峰に、血気盛んな姜大衛は「俺が負けたら同じようにする」と豪語。


三節棍の達人・谷峰は、大侠として尊敬を集めているが、本当の顔は江湖を牛耳ろうと目論む残忍かつ狡猾な悪党である。


三節棍が出てくる映画は数あれど、本作のコレが一番好きだ。恐るべき威力を誇る極悪兵器として、説得力十分の巧い見せ方がなされている。


二刀流破りの技を持つ谷峰の前に完敗を喫する姜大衛。約束通り自ら右腕を切り落とし、江湖から姿を消す。


小さな食堂で働き始めた姜大衛は、落ちぶれた今の自分の姿に苦悩する日々を送っていた。ある日、鍛冶屋の娘・李菁が悪の巣窟・虎威山荘の幹部二人にちょっかいを出されているところを助けようとするが、武術を捨てた上に片腕の彼は逆に痛めつけられてしまう。


そんな姜大衛を助けたのは、同じ二刀流の剣士・狄龍(ティ・ロン)だった


狄龍は姜大衛の腕前を見抜き、その後何かと彼を励まし助ける。そして二人はやがて厚い友情で結ばれていく。

その後、狄龍の元へ虎威山荘の主・陳星と谷峰が主催する武術家の集まりへの招待状が届く。大侠である谷峰が虎威山荘と繋がっている事を不審に思った狄龍は、真相を究明するため招待に応じる事に。




これは姜大衛の時と同様狄龍を邪魔に思った谷峰の仕組んだ罠だった。出席者達の前で、虎威山荘の人間を襲ったとの濡れ衣を着せられた狄龍は谷峰の策略に気付き闘いを挑むが、二刀流破りの前に敗れ去る。そして致命傷を負ったところを陳星ら虎威山荘の面々の襲撃を受け惨殺されてしまう。ここは残酷シーンとして有名なのだが、僕は初めて見た時何が起こったのか分かりませんでした(笑)


狄龍が死んだ事を知った姜大衛は怒りに震え復讐を決意。
一度は捨てた刀を再び手にした姜大衛は勝負服の白装束に身を包み、単身谷峰の元へ乗り込んでいくのだった。

この辺からの展開は何度観ても燃えます。鳥肌鳥肌


クライマックス・伝説の100人斬り





橋の上での壮絶バトル。

個人的に好きなシーン

乗り込んできたのがまだ誰だか知らない谷峰が、手下の死体を見て
「見事な切り口だ・・」と相手が只者ではない事を悟るという場面。

遂に谷峰との対決



オープンセットの効果抜群。美しい映像が印象的。




姜大衛の剣と谷峰の三節棍がガッチリ噛み合った闘いは、思わず息を飲む名勝負。


谷峰の鬼気迫る闘いぶりもイイ。


果たして姜大衛は谷峰の二刀流破りを攻略できるのか?

とにかくクライマックスの100人斬りとラストバトルが凄まじく、姜大衛の復讐っぷりはまさに溜飲が下がる思いだった。その姜大衛、冒頭勢いに乗っている時の自信に満ちた表情、落ちぶれて暗い影を背負い悩む姿、そしてラスト・死を覚悟しつつ復讐に臨む悲壮感に溢れた表情と見事に演じきっており素晴らしい。まさにハマリ役といった感じだ。ちなみ獨臂刀シリーズ前二作に主演のジミーさんがこの役を演じたとして・・・う〜ん、路線が違いすぎる。どちらかというと、主人公が綿密な罠を仕掛けそうだし、もっとドロドロしそうだ・・。んで、その場合狄龍の役は誰が?










駄目だ・・・

って、こんな締めでいいのか?

謹賀新年 


※画像はイメージです

あけましておめでとうございます

今年一年が皆様にとって実り多き素晴らしい年になりますように。

年末年始はあいにくの天気でしたが、いかがお過ごしでしょうか?
何というか・・最近時間の経過がやけに早く感じるようになり、一年過ぎるのが早い事早い事・・ホントあっという間で恐怖感さえ覚えてしまいます。関係ないですが、あけおめメールに返信しようと打ってたら予測変換に

「ごんぶと」 と出てきた。そんなん使った憶え無いんだが・・

昨年はこんな自己満足アホブログにお付き合い頂き本当にありがとうございました。今年はハリウッド映画を中心に内容を大幅リニューアルしてお送りしていきたいと・・・って馬鹿野郎!
ンな訳はなく、今年もマイナー功夫映画中心に細々とやっていきたいと思ってますので、昨年同様生暖かく見守って頂けたら幸いです。
それでは本年もどうぞよろしくお願い致します。