成龍拳


劍・花・煙雨江南/To Kill With Intrigue
ジャッキー功夫映画の中ではかなり不評のこの作品。
理由として考えられるのは、
暗い
ドロドロしている
ジャッキー弱い
といったところか。
でもボクは結構気に入っていたりする。
特に主題歌『成龍拳』(イイ!)が入った東映バージョンは良い出来だと思う。オリジナルのオープニングも良いし、戦闘シーンの度に主題歌が流れて盛り上がる。
東映版オープニング
龍のアニメが出てきて・・




本編アクションシーンのダイジェストが流れる。主題歌と相まってカッコいいオープニング。
それに対しオリジナル版は・・・
どーん!どーん!てな感じにそれ程キレイでもない花火が延々上がってるだけ。気分もまるで盛り上がらない。
戦闘シーンでも音楽無しで寂しい。
でも考えようによっては、元々カッコいい主題歌で盛り上げる類の作品ではないのだろうとも思うし、コレが正しいっちゃ正しいのかも。
さて本編。
子供の頃、盗賊の首領である父親を総督(ジャッキーの父)に殺された徐楓。総督の還暦祝いの夜、復讐に現れジャッキー以外を皆殺しにする。で、何故かジャッキーに惚れてしまう(なんでまた?)
両親を殺されたジャッキー、襲撃に備え親友・金川(申一龍)に預けていた恋人の千々(玉霊龍)を探す道中、両親を埋葬してくれた恩人である飛竜警備隊の隊長・竜四と兄弟分になる。
竜四は金川を高価な宝石を盗んだ疑いで探していた。その旅の途中、盗賊団・血雨党に襲われた竜四。恩返しのために戦うジャッキーだったが重傷を負ってしまう。そこへ現れた徐楓がジャッキーを救出し身柄を引き取る。
無気力になっていたジャッキーだったが、徐楓から真実を聞かされる。
金川の真の姿は血雨党の総帥で、邪魔な竜四を殺害。千々にはジャッキーは死んだと嘘をつき結婚の約束をしていたのだ。
真実を知ったジャッキー。親友だった筈の自分を騙し、竜四をも殺した金川に復讐を誓うのだった。
存在感抜群の徐楓がカッコいい

ジャッキーの行く先々に何処からともなく現れる凄腕の女剣士。
台詞も良い。
「男なら善悪の区別がつかないとダメよ」
「人を見抜く力が必要よ」
う〜ん・・考えさせられる。

ちなみに徐楓のお付きの人はちょっと堂 真理子似
復讐に向かおうとするジャッキーだったが、「あんたの腕では金川は倒せない。まずは私に勝ちなさい」と言われ修行開始。
負けたら何でもする事を条件に手合わせするも軽くひねられる。
罰として焼けた炭を差し出す徐楓。
「食べなさい」 ・・・名言(迷言)ですコレ。
再修業後また挑戦、敗退。
次の罰ゲームは・・「焼けた板で顔を焼く」
うわージャッキー可哀相(棒読み)

ハフハフしながら炭を食うジャッキー いやあぁぁ〜〜
再々修行後またまた挑戦、完敗。
恒例の罰ゲーム、今回は「毒酒を飲みほしなさい」
速攻で一気飲みするジャッキー(半ばヤケクソ)
実は毒酒ではなく、入っていたのは徐楓の血。
これを飲めば不死身になるとのこと。それと秘伝書も手渡される。
「ありがとうございました。ご恩は一生忘れません」と言い残し去っていくジャッキー。ひでぇなぁ・・人の気も知らないで。
いざ復讐!

が、伝授された秘伝?が全く通じない

金川のパワー溢れる足技の前に防戦一方。
だが血酒の効果か驚異的な打たれ強さで耐える。
途中、金川が頭に手をやっただけで「弱点は頭だな♪(半笑)」と見破るカンの鋭いジャッキー。
で、ラッキーな勝利
結局ジャッキーと千々は元サヤに。徐楓は独り去ってゆく。
確かに暗くてドロドロしているし、ジャッキー映画の中では異質な作品だが、何か妙な味があって好きだ。でも久し振りにオリジナル版(ユニバーサル盤)を観たら、画質は良いものの東映版に馴染んでたせいか結構キツくてまるで別作品のように感じた。やはり音楽の力は大きいのだなと痛感した次第。
- [2007/06/28 23:03]
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Ninja Terminator


悪名高き?「IFD」のニコイチ作品。
既存の作品にニンジャ場面を無理やりくっつけて一本の作品にしたものだ。元になっているのは、『忍者門殺手』でちょっとファンになった林子虎(ジャック・ラム=前園真聖似)主演の『スターフェリー不請客』という韓国作品(写真右)で、悪役で黄正利も出演している。

今回は短髪のゾノさん こちらはちと韓流スター風?
で、どーでもいいニンジャパート。
この手の作品ではお馴染みのリチャード・ハリソン出演。

ショウブラ『馬哥波羅』にも出てた 東南アジア系の俳優と思ったら
高飛だったw
ストーリーは、“ゴールデン・ニンジャ・ウォリアー”なる像をめぐる忍者同士の争いというもの。
同じく林子虎主演IFDニコイチ作品の『Ninja Champion』では見せ場も無く作品として見ても酷い出来だったが、この作品では変幻自在の足技がたっぷり見られる。この人の高速後ろ回し蹴りはスゴイ切れ味だ。



途中途中、唐突にニンジャパートが入る
ニンジャはもう沢山でござる
センセイ黄登場!

って・・せ、先生!?なんすかその頭
ラストは林子虎vs黄正利の一騎打ち(見たかった!)

ヅラ取った! あっという間にいつもの先生



一進一退の攻防が続く。あまり殺陣の工夫は感じられないものの、
実力派蹴撃手同士の蹴り合いは見ていて圧倒される。


いつもの三段蹴りが炸裂!
押され気味だった林子虎、砂に埋まって動けなくなった(笑)黄正利に
渾身の一撃!黄先生も執念で返す。



勝負の行方は・・? ニヤリ

!! ボテ〜ン! えぇー!?
終 劇 

・・・と思ったら忍者ラストバトルが始まった。「ブ〜〜〜!!」(ブーイング)
もーいいよ!やめやめ。ちなみに赤ニンジャは高飛なのだが、特に・・
ヌルいラストバトルが終わり、今度こそ 終 劇
ニンジャパート以外は結構面白いコリアンアクション映画だった。
ジャックさんの足技は見事だし、黄先生は出番は少ないがラストバトルでは蹴りまくっている。その点だけでも一見の価値あり。これ、元の作品欲しいなぁ。
- [2007/06/23 23:06]
- 黄正利 |
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九子天魔/Nine Demons


五毒の江生と鹿峯が出演している台湾作品。
監督は張徹だが、江生と鹿峯の名前もクレジットされており共同名義という事のようだ。
今は亡き元祖クンフー映画レビューサイトで、この作品が『 カス! 』
という素敵な評価を頂戴していたのが印象に残っている。
ま、あれだ・・好みは人それぞれだし、俺はチープなバカ映画も嫌いじゃないし。結構気に入っちゃったりしたりなんかして。
で、観てみた。率直な感想を申しますと・・
『 カ ス!』 です。
だってつまんね〜んだもんよ。久々に来たな〜コレ
主演の程天賜。
張徹監督の『五遁忍術』(面白い!)等に出演。
賊に師匠と父親を殺された程天賜、命からがら逃げ出すが・・

突然地面から煙が! そして変な空間に落ちる
現れたのは、“地獄の黒王子”!
突然「お前の望みを言ってみろ」みたいな事を問われる程天賜。
復讐したい旨を話すと、力を授ける代わりに、封印されている9匹の子鬼を開放しお前の体に憑り付かせるとのこと。
交渉成立

地獄のダークヒーロー?に変身!なんじゃこりゃ
つか、なんで俺こんなのセッセとキャプしてんだ?
で、9匹の子鬼開放

なんかね・・・この子鬼達が全然可愛くなくて、むしろ何か気持ち悪いのよ。結構凶暴で、人にガブガブ噛み付いて血を吸ったりする。
地獄のパワーを身に付けた程天賜だったが、一向に盛り上がらずダルイ展開にたまらず早送り。普段、初見時は早送りしないんだが・・
40分後、ようやく江生と鹿峯登場。

五毒の二人が登場しても、もはやこの萎えた気持ちは変わらず早送り。途中、何かおかしいなと思ったら早送り中に江生死亡してました。
ラストは池での水面バトル

水上スキー?で登場のホンコンさんご一行

最後は程天賜が鹿峯を倒し、徳の高い坊さんが出てきて子鬼を再び封じ込めて劇終。なんだかよくワカラン。
あぁやっと終わった。お疲れ様でした
ダメだこりゃ!
やりようによってはハチャメチャで楽しいバカ映画になったような気が
しないでもないが・・・とにかくつまらないの一言。
アクションも五毒関連作品(に数えるなら)の中では最低の部類かと。
- [2007/06/20 22:50]
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殘缺/Crippled Avengers


大のお気に入り五毒作品であります。
『残酷復讐拳』のタイトルで国内盤発売予定があったが・・・出るのか?
陳觀泰は町の有力者であったが、留守中に“天南三虎”なる賊に妻を殺され、幼い息子は両腕を斬り落とされてしまう。
そこへ帰宅した陳觀泰、賊を必殺の虎拳で皆殺しにするが、ショックから冷酷非道の狂人と化すのだった。

本作は陳觀泰の悪役振りが素晴らしい。虎拳も説得力十分だし、
彼がラスボスを演じる事によってこの作品は他の五毒作品よりワンランク上に位置している気がする。
それから年月が経ち・・

鹿峰(ホンコンさん) 見た目からパワー系かと思いきや実は技巧派
成長した息子(鹿峰)は鉄腕を装着、功夫も身に付ける。
この鉄腕、伸びるわ毒針は発射するわでまさに極悪兵器。
陳觀泰に息子の鹿峰、王龍威という悪の強力布陣で完全に町を支配。
彼らに逆らった旅芸人の郭追は目を潰され、鍛冶屋の羅奔は声の出なくなる毒を飲まされ、さらに耳も潰される。そして孫健は両足を切り落とされてしまう。

郭追 戦隊物でいえばレッド。 羅奔 マッチョ担当。

孫健 地味キャラ、足技得意。 江生 身の軽いお調子者役多し。
障害者となってしまった三人が町の人達にバカにされているところへ通り掛かった剣士・江生。
陳觀泰の悪事に怒りを覚え単身屋敷へ乗り込んでいく。
懸命に闘うも多勢に無勢で捕らえられた江生、
頭を鉄の輪で締め上げる拷問でキ○○イになってしまう。
江生が持っていた師匠からの手紙を頼りに、江生の師匠のもとへ向かう四人。状況を理解した師匠のもとで修行開始。


鍛冶屋の羅奔は孫健の為に鉄の脚を作る


目の見えない郭追は聴力を、羅奔は残った視力を極限まで高めるための修行が続く。孫健は慣れない鉄脚に産まれたての仔馬状態になるが、江生にワザと邪魔させて立ち上がる訓練。
ちなみに江生は知的障害者になったものの、功夫の腕はそのままだったので主に他の三人の練習相手担当。

イタズラや邪魔をしてるようでいて実はしっかり修行に協力しているのが面白い。
遂に孫健の(鉄)足技が完成!
鮮やかな連続蹴りを披露。地味な彼の晴れ姿的名シーンだと思う。
三年が経過し、ハンデを乗り越え達人になった三人(あと、江生)。
復讐の時は来た。



郭追・江生vs鹿峯は超人的アクロバット中心のスーパーバトル!
思わず( ゚д゚)ポカーン 

遂にロボハンドが炸裂してしまう。
江生が犠牲になるも、なんとかホンコンさんを倒す。
続くvs陳觀泰は本格功夫バトル!




三人がかりでようやく陳觀泰の息の根を止め劇終。
身障者というテーマと、残虐シーンが引っかかって観るのを躊躇っている人もいると思うが、それほどグロいシーンは無いし画面的にはカラッと明るく重さも感じさせない。結構ほのぼのとした微笑ましいシーンが多く、思わず登場人物達に親しみを覚えてしまう。
アクションはもちろん折り紙付きで、「何故こんな事が出来るんだ!?」というような息の合った超人的アクションがお腹一杯になる程楽しめる。
やっぱり日本盤出て欲しいなぁ。
- [2007/06/18 18:13]
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蛇形酔歩/Snake Deadly Act



対峙する二人の男

馮克安(フォン・ハックオン 左)と唐偉成(ウィルソン・タン 右)は蛇拳の兄弟弟子であったが、兄弟子の唐偉成が馮克安の妻をレイプしたことから因縁が勃発。

実力者同士による素晴らしい功夫アクションが冒頭から堪能できるのが嬉しい
蛇拳同士激しい闘いを繰り広げるが実力では兄弟子の唐偉成が一枚上で、追い詰められる馮克安。しかし、なりふり構わぬ命乞いで唐偉成を油断させ逃走。いつの日か唐偉成とその一族を皆殺しにする事を心に誓うのだった。
続いて演舞オープニング


BGMもカッコ良く、大好きなオープニングの一つだ
唐偉成vs馮克安、そしてカッコいい演舞オープニングと御馳走が二つも続き、ボクの中ではこの時点で既に良作認定であります。
冒頭の対決から長い年月が経過し、町の有力者となった唐偉成は毎日貧しい人々に食べ物を配り、尊敬と感謝の念を集めていた。
そこへ馮克安が町に現れた。まず町の様子を探索、目をつけたのが唐偉成の息子・呉昆龍だった。

主演の呉昆龍。華が無くスター性も感じないが、テコンドースタイルの足技を中心にした功夫アクションは中々。主演作はこの作品だけらしい。
正義感の強い呉昆龍は行く先々でトラブルに巻き込まれる。
娼館の女主人・茅瑛(アンジェラ・マオ)、賭博場のボス・陳惠敏(チャーリー・チェン)というゲスト出演(そういやボロやんも出てたな)のスター二人とそれぞれバトルを繰り広げるが歯が立たずその都度何処からともなく現れた馮克安に助けられる。
やがて呉昆龍は馮克安に弟子入り。厳しい修行が始まった。

この修行が超デンジャラス。馮克安が引くデカイ釘が敷き詰められた竹筒の間をジャンプして避けるというもの。死ぬ死ぬ!
一方その頃・・

行商人がロブスターに手を挟まれ怪我したのを見かけた唐偉成、それをヒントにロブスター拳を開発。
スピーディーかつ切れ味抜群の功夫に加え、アクロバットも軽々こなす唐偉成が凄い。ロブスター拳というアイデアもインパクトがあって良いと思う。馮克安もニヒルな師匠ぶりが印象的だし、ダイナミックな“蛇形醉歩”のアクションも素晴らしい。
町では骨董品を狙う盗賊団が猛威を振るっていた。
馮克安は呉昆龍のお目付け役・高飛が怪しいとニラみ、一旦呉昆龍を家に帰らせ、高飛の動きを見張るよう指示する。ある夜、盗賊団と遭遇した呉昆龍。ボスの黒覆面男と闘いになるが逃げられる。
次の日、待ち伏せしていた黒覆面男と再び対決しこれを倒す。正体はやはり高飛で、坊ちゃんと闘いたくはなかったが指令に従わなければならなかったのだと言い残し息絶える。
高飛が最後に残したヒントを頼りに首領とコンタクトを取り、野原で待つ呉昆龍。そこへ現れたのは、父・唐偉成だった。
「私に逆らった者は皆死んだ。お前とて例外ではない!」(えぇ〜!?)実の息子に普通に襲い掛かる父。



出た!ロブスター拳。息子相手に出すかそれを・・
息子は蛇形醉歩で対抗。

ロブスター拳の前に苦戦する呉昆龍。そこへ師匠・馮克安が登場

唐偉成を追い込んでいく呉昆龍と馮克安。しかし、呉昆龍は実の父にとどめを刺す事が出来ない。瀕死の父を更に攻撃する馮克安を思わず止めに入る呉昆龍、ここで馮克安の本当の目的を知る事になる。
冒頭のシーンで唐偉成とその一族を皆殺しにする事を誓った馮克安。
息子の呉昆龍を手なずけ利用し、親子同士で殺し合いをさせようとしていたのであった。怒りを爆発させた呉昆龍は馮克安に最後の戦いを挑んでいく。
個人的にはハマる一本です。
変わったオチの作品で、最後主人公は実の父と師匠のどっちを選ぶのかという岐路に立たされるのだが、結局どっちに転んでも悪事に加担することになるというのがなんとも哀しい。この辺が賛否分かれる部分だと思うが、アクションは文句の付けようがなく一級品である。
- [2007/06/15 14:27]
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シンデレラ・ボーイ/No Retreat, No Surrender


呉思遠のシーゾナル・フィルム製作・アメリカ製クンフー映画の傑作。
最近、数年振りに観たらコレが凄く面白かった。
ブルース・リーを崇拝する主人公・ジェイソン(カート・マッキニー)は、
父親が経営する空手道場で稽古に励んでいた。

主演のカート・マッキニー。爽やかな演技だけではなく、アクションも頑張っている。
そこへ、この道場を傘下に収めようと地元のマフィアがやって来る。
傘下に入る事を拒み闘うジェイソン父だったが、凄腕ロシア人用心棒の
イワン(ジャン・クロード・ヴァン・ダム)に足をヘシ折られ、病院送りに。

再起不能になった父は道場を廃業し、シアトルへ引っ越す事に。
引越し先で、気のいい黒人少年・RJと親友になるジェイソン。
楽しい生活が始まると思いきや、街の悪デブに目を付けられてしまう。
空手道場に入門しようとしたが悪デヴの策略で師範にボコられ、
彼女の誕生日パーティーでも嫉妬した恋敵にボコられるのだった・・・
失意のジェイソンが向かったのはシアトルの墓地。尊敬するブルース・リーの墓(本物)にすがり、「センセイ・リー助けて下さい!」と涙ながらに訴える。
この後、信じられない出来事が!
その夜・・・
光の中から謎の男が・・
リー先生ー!! ・・・ん?
なんと、あの世からリー先生光臨。
演じるのは『死亡の塔』でお馴染み唐龍(タン・ロン)。
ジェイソンを助けるためにやってきたリー先生、早速熱血指導を開始。
「コップの水云々」等お約束のセリフを連発。

『死亡の塔』っぽい唐龍
李小龍があの世から主人公を助けに来るという設定がイイねぇ。
この唐龍がかなり良い。リー先生らしさを充分感じさせる堂々の演技だ。怪鳥音も中々。演技指導とかもこだわったんだろうなぁ。
これ、呂小龍とか巨龍とか起用してたら多分この作品崩壊してたと思う。ためしに光の中から巨龍が出てくる場面を想像してみて下さい。
『へやをあかるくして はなれてみてね』とかテロップ入れないと。
トレーニングシーンは殆ど功夫映画の修行。

リー先生との修行は続き、遂に必殺技サマーソルト・キック(燃えよドラゴンのアレ)を伝授される。

ラストはシアトル選抜vsNY選抜のフルコンタクト空手対抗戦。
懐かしのアメリカンキックボクシング(日本では全米プロ空手とかマーシャル・アーツと呼ばれた)スタイルがなんとも楽しい。
NY選抜には例のマフィアが絡んでおり、秘密兵器としてあのイワン(ヴァンダム)をムリヤリ投入する。イワンの暴走ファイトの前に窮地に追い込まれるシアトル選抜。そこへジェイソンがリングに飛び込んだ!



イイ!
闘いの中で、過去の修行シーンがその都度フラッシュバックされたり、
ジェイソンのピンチに、親友RJが合言葉(この作品の原題 No Retreat, No Surrender)を叫ぶと同時に反撃開始とか、ベタな展開好きのボクにはタマランです。

この体勢は・・

出た〜!
遂にリー先生直伝のサマーソルト・キックが炸裂。
宿敵イワンを倒し、観客に胴上げされるのだった。
やっぱり面白いですコレ!ベタ好きで唐龍が許せる人は是非どうぞ。
主題歌がモロ80年代産業ロックですごくいい。
http://www.youtube.com/watch?v=4WxpPribVGA
♪Hold on〜 to the〜 vision〜 in your eye〜〜♪
クレジットを見ると、“Kevin Chalfant” という名が。
何!元The Stormのケビン・チャルファントってか。Journeyっぽい爽やか路線で好きだったんだよなーThe Storm
どうやらこの曲はCD化されてないようでかなり残念。
- [2007/06/12 20:02]
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好小子的下一招/Fighting Ace


主演の劉忠良(ジョン・リュウ)は、“フラッシュ・レッグ”こと譚道良の弟子で強烈な右足(だけ)蹴りで知られる。得意の足技は独特のギクシャク
したクセのある蹴りで、初期の出演作を見ると凄さは感じるものの動きもどこかぎこちなく、個人的には“ヘタウマ”という印象を持った。しかし後期の作品ではかなりの進化を見せており、有無を言わさぬスーパーキッカーに変貌を遂げている。
師匠・譚道良のような脚技の華麗さ・変幻自在さは無いが、少々高飛車な香ばしいキャラも含めて不思議とヤミツキになってしまう変な魅力があると思う。あと、この人は師匠と違い作品に恵まれている印象がある。出演作は面白い物が結構多く、本作もそんな一本。
赤バックの演舞オープニングで幕を開ける

『南拳北腿』でもお馴染み『復讐のガンマン』のテーマがイイ

管理人お気に入り武打星の1人・權永文登場!
空手の型っぽい演舞をやっていてカッコいい。

ラスボス・程清。変な分身っぽい技を使う
劉忠良・權永文vsおっさん。
子供の頃、程清に両親を殺された劉忠良は使用人の韓甦と共に復讐相手を探す旅を続けていた。立ち寄った町で、その町の有力者が息子の為に招いた武術の師範・權永文が、到着するなり挑戦してきたゴロツキ達をあっさり蹴散らす場面に遭遇する。



權永文蹴りまくり!豪快な足技に圧倒される。空中三段蹴りも披露。
權永文の圧倒的な強さを目の当たりにした二人は、なんとか弟子入りしようと町の有力者の家に住み込みの召使いとして潜入する。
深夜の秘密特訓開始


仲良くなった召使い・王太郎(左)の助けで遂に師弟の契りを結ぶ。

特訓シーンは見事なキックバトル。權永文はゲスト出演の為残念ながら出番はここまで。
修行に励む劉忠良だったが、家主とのトラブルから屋敷を追われることに。王太郎も同行し再び旅に出るのだった。



その後色々あり、最後の闘いは劉忠良&王太郎vs程清。
程清の分身拳?の前に苦戦する劉忠良。そこへ深手を負っている王太郎が決死の覚悟で程清の足にしがみつく。


必死で程清の足を押さえ続ける王太郎。動きの鈍った程清に劉忠良怒涛の連続蹴りが炸裂!遂に両親の仇を討ったのだった。
劉忠良のアクションはかなりの出来だし王太郎も良い味を出している。
出番は少ないが權永文の存在感と足技も素晴らしく、見所の多い良作だと思う。難点は程清がラスボスとしての魅力に乏しい(せいぜい中ボス向きくらい)ためラストバトルが少々物足りなく感じる事か。
- [2007/06/10 16:08]
- 劉忠良 |
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少林寺三十六房スペシャル・コレクターズ・エディション
届いた。結局買ってしまった。
この功夫物欲を何とかしたい・・・

DVDジャケ。画像が荒いのは仕様です
特典がやたらと付いている




縮小版パンフとチラシ。あと、デカいポスターも付いてた。
懐かしー、ボクの地元では『蛇鶴八拳』と同時上映だったなぁ。
で、最大のウリがこれ。
思わず釣られてしまう大きなお友達は少なくないハズ。

紙ジャケ仕様の復刻版サントラ
以前出た国内盤DVDに『少林寺三十六房のテーマ』が流れる日本語吹き替え版音声が入っているのでよく耳にはしているのだが、やっぱりCDでフルバージョン聴けるのはイイね〜
このCDにはボーナストラックとして、劉家輝自らが歌う『少林寺三十六房のテーマ』が収録されているのだ。
で、気になる劉家輝バージョンを聴いてみると・・・最初は少々違和感があったものの、聴いているうちに、ちょっと枯れた感じの歌声がなかなか味があって心地良く感じてきたのであった。
本編DVDの特典映像は、劉家良・劉家輝インタビュー。
若い!
宇田川・中田・筒井氏によるオーディオコメンタリーはマニアック雑談に終始しており面白い。
この作品に思い入れ充分の人は買って損はないと思うが、値段がちと高いので通常盤を持っている人は無理に手を出さなくてもいいかも。
- [2007/06/09 16:25]
- DVD情報 |
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酔侠蘇乞兒/Drunken Fist Boxing

王虎ことカサノバ・ウォン目当てで購入したが、これがとんだ一杯食わせ物だった。DVDのジャケットを見ると、カサノバと並んでジャッキー・チェンの写真が。なんだコレ?胡散臭さを感じながら再生してみると・・・
「将軍令」に乗って袁小田扮する蘇化子が登場。
おいおい・・・
そして突然『酔拳』のラストバトル、ジャッキーvs黄正利の映像が。
あ〜、ジャッキー出演てそーゆー事?・・・はいはい。
どうやらこれは蘇化子じいさんの回想シーンらしく、という事は・・
この作品って『酔拳』の続編もしくは蘇化子のその後ってヤツ?
それって『南北酔拳』じゃないの。こういうの多いねぇ香港映画は。
蘇化子は、三人の弟子(カサノバ・ウォン、パメラ・ヤン、袁龍駒)を指導しながら隠居生活を送っている。

パメラ姐さんは体の柔らかさを生かした華麗なアクションを披露している

袁兄弟の一員?袁龍駒(血縁関係等は諸説あってよくワカラン)は頭の
弱いダメ男役。左の画像を見ると一見マトモだが、実はかなりブ○○ク。身は軽いが功夫アクションはイマイチ。もっとも、役柄の関係上わざと下手な演技をしている可能性も。

ノバさんの修行シーン
そんな中、蘇化子と過去に因縁のある蟷螂拳使い・任世官が現れ、命を狙われる事に。
髪型のせいか迫力がない


立ち回りも
その後も所々で唐突に『酔拳』のシーンが出てくる。

『酔拳』本編未収録のシーンも(字の出るバージョン)
ラストバトルはダラダラ長いだけで盛り上がりに欠ける印象。
カサノバの動きも雑な感じでイマイチ。
男性陣がパッとしない中、キレのある動きで独り気を吐くパメラ姐さんが素敵だ。
途中、酒が切れた師匠の為に酒を買いに行く袁龍駒。帰り道に何故か
グビグビ飲んでしまい(何やってんだお前!)泥酔。アホ酔拳で任世官に立ち向かう。ダメだ・・・俺は乗れねー

何故かここからカサノバは全く画面から消えてしまう。
延々続く任世官vsパメラ&袁龍駒。イライライライラ・・・
ノバウォン呼んでー!ノバウォン呼んでー!!
心の叫びが届いたのか、七分後ようやく復帰のノバさん。
得意の“通天老虎蹴り”!


これがこの作品中最初で最後の見所といっても過言ではない。
左右の二人は味方のパメラと袁龍駒で、当たる寸前にブリッジしてかわしている。意味不明。
そんなこんなで任世官を倒して劇終。
全編に渡ってやっつけ仕事感ありありの本作、カサノバファンにもコレはあまりお勧め出来ないなぁ・・・
- [2007/06/06 22:15]
- カサノバ・ウォン |
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忍者門殺手/Secret Ninja, Roaring Tiger

黄正利、巨龍(ドラゴン・リー)競演の韓国作品。
この作品で強烈に印象的だったのは、もう一人の主役・林子虎(ジャック・ラム)だ。名前は聞いたことがあったのだが、実際見たのは本作が初めて。前園真聖似の濃い男前で、クールな正義役がなかなかハマっている。

素晴らしいのがその足技で、蹴りの種類も豊富。高速後ろ回し蹴り、
片方の足だけで繰り出す空中二段蹴り、空中二段後ろ回し蹴り?等を軽々こなす姿からかなりの腕前と見受けられる。

カサノバ・ウォンもやってたねコレ
極め付けがコレ。見事な三角跳び!『死闘伝説TURBO!トップファイター』でもお馴染みの場面。壁や木を使ってやるのはたまに見かけるが、人間でやるのは他に見たこと無い。

1人を蹴りながら飛び上がり
もう1人にキック!
最後は意味不明のポーズ
この人あまり出演作も多くないようで(見付けられないだけか?)、まさに未知の強豪といった感じ。韓国での人気はどうだったのだろか?
そして、そのジャックさんと凸凹コンビを結成する巨龍はお調子者的な役どころ。今回は李小龍のマネも押さえ気味(少しあり)


黄先生は妖術も使う悪人役。若干太め?

この作品ではジャンプして敵の頭を両足で挟むような蹴りを必殺技にしており、その技で何人もの人を血祭りにあげるのだ。

ラストバトルは林子虎&巨龍vs黄正利。巨龍も頑張ってはいるが、できれば林子虎と黄先生の一騎打ちが見たかった。



最後“龍の忍者作戦”(笑)で弱った黄先生、遂に凸凹コンビの前に敗れ去るのだった。
ストーリーは正直よく分からない(つかどーでもいい?)が、コリアン功夫映画の中ではアクションもかなり良い方だし登場人物のキャラも立っているので面白かった。足技ファイター好きなら一見の価値ありか。
- [2007/06/03 17:15]
- 黄正利 |
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五毒来た〜!

五毒関連作品の『叉手』(天映娯楽)と『賣命小子』(US盤)のDVDが届きました。『叉手』やっぱり天映娯楽版の画質はイイね〜。
これ本来なら『仮面復讐拳』のタイトルで国内盤がキングレコードから去年出る予定だったんですよね。ボクの大好きな『殘缺』と一緒に。
ところが諸事情で延期になってガッカリしたものです。来年出るのかな?
『賣命小子』は天映娯楽から出るかまだ不明だったのでとりあえず買いましたが、予想通りあまり良い状態の物ではなくガッカリしていたら・・・
天映娯楽の今年後半のリリース情報が飛び込んできた。見てビックリ!
『金臂童』 『生死門』 『五遁忍術』 が出るとは聞いてたが
なんと更に 『街市英雄』 『冲霄樓』 そして『賣命小子』の名も!
キタキタ━━━━━━(゚∀゚≡゚∀゚)━━━━━━!!!!!!! 鳥肌、鳥肌。
凄いなコリャ。あと、黄正利大先生の『広東(青見)仔玉』も楽しみだ!
問題はちゃんと予定通りに出してくれるのかという事ですね。お願いしますよホント。
- [2007/06/02 23:53]
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