Dragon Blood/John Liu In Mexico 



“傲慢武打星(笑)”こと劉忠良(ジョン・リュウ)が、珍作『忍拳威震巴黎』に続き、本当によせばいいのにまた監督・脚本・主演(あと武術指導も)の三役をやってしまった俺様アホアホ映画第二弾。


毎回こういうカットあるな

舞台は1886年メキシコ。
軽くストーリーを書こうと思ったが・・・無理どす。もう訳分かんないんですよホント。脚本を書いた劉忠良は頭おかしいんじゃないのかと思うほどの支離滅裂ぶり。一言でいえば劉忠良が持つ“黄金の龍”の紋章を巡っての争いなのだが、とにかく物語の時間軸が滅茶苦茶で、劉忠良とヒロインそれぞれの回想シーンが順序バラバラ(に思える)に入り混じって、現在のシーンなのか回想シーンなのか分からなくなってしまう。編集間違ったんじゃないのだろか?と思ってしまうほどかみ合っていないのだ。あと、例によって登場人物の人間関係がよく分からない。


砂漠を彷徨う劉忠良、謎の金髪美女と出会う。  
  
砂漠の熱射で眼をやられ盲目状態になるも、金髪美女の助けで特訓開始。シーンによって治ったりまた盲目になったり訳ワカラン。

気持ち悪!                なすび

金髪美女に稽古を付けてもらう


またロジャー・パーシーとの対決




目の覚めるような連続蹴りからの飛び蹴りで勝利。
なんか『忍拳〜』とかぶってる。

高飛とのラストバトル









スリリングな対決シーンは見応えあり。やっぱり高飛が出てくると締まる。ただ、高飛の目的もよく分からなかった。

高飛とのバトル終了後もまだ続く。紋章を狙う悪党達との戦いになり、金髪美女を庇って撃たれる劉忠良(またそれか)

撃たれてから延々語るジョンリュウさん。ちょ、何故開脚!?w

そんな中、劉忠良と仲の良い子供が紋章をゲットして波打ち際で遊び始める(劉忠良死にそうなのだが・・)。そして・・

『あ、流されちゃった』 だと。

アホか〜〜〜!流されちゃったじゃね〜だろ!!


死んでます

死んだ劉忠良を放置して撤収しようとする金髪美女とガキだったが、そうこうしているうちに金髪美女も襲ってきたよく分からん女殺し屋と相打ちで死亡してようやく劇終。ダメだこりゃ!

スゴ過ぎる・・・もう破綻しまくり、ホームラン級の最低作だ。
しかしここまで来ると、もはや神の領域に達していると言ってもいいような気がしないでもない(笑)。これから巨匠と呼ぼう。
劉忠良の足技は冴えているし、相変わらずの三文芝居も笑えるのでストーリー無視して観ている分にはかなり面白いと思うのだが・・・万人向けの作品ではないのは確かだ。

忍拳威震巴黎/Zenkwando Strikes In Paris 



“ノーザン・レッグ ”こと劉忠良(ジョン・リュウ)がよせばいいのに監督・脚本・主演の三役をこなした俺様アホアホ映画。ほぼ全編フランスロケを敢行(盗み撮り?)しており、同じヨーロッパ盗み撮りロケ作品である、梁小龍の『ドラゴン世界を征く』と若干似た雰囲気も。

目張り入れ過ぎ

忍拳道(ゼンコンドー)って何ぞや?
『死闘伝説TURBO!』の劉忠良の紹介で「基本はゼンコンドー」というのを聞いて、「へぇ〜この人ゼンコンドーやってたんだ・・・・・・って何だそれ?」とか思ったものだ。
劉忠良自身が生み出した武術だそうなのだが、見た感じ何が忍拳道なのかさっぱりワカラン。強いて挙げれば・・少々ギクシャクした右足だけの連続蹴りが特徴で、開脚・又割りパフォーマンス多し・・・って見たまんまやんけ!あ、誰かさんみたいなフットワークをちょっとだけ使ってます。

『南拳北腿1・2』エンディングの曲(♪パーパ〜パパパ〜パーパパ〜セヤセヤセヤ、セヤセヤセヤ♪ってやつ。ちとダサい)に乗って颯爽とランニングする劉忠良。突然チンピラに囲まれ  「お前がジョン・リュウか?」  「あぁ」
なんかどっかで見たようなやりとり(笑)
この作品では、ジョン・リュウという映画スター・空手チャンピオンにして忍拳道総帥の役なのだ。つまりご本人役?




自慢の足技でチンピラ共をあっという間に片付ける。スゴイ切れ味

ジョンリュウさん、マフィアに誘拐された父親を探しにフランス、パリへ。

空港へ着くや報道陣に囲まれる(笑)

恋人だかカミさんの墓にやってきた劉忠良。回想シーンへ。


銃撃されそうになった劉忠良を庇って撃たれる彼女・・学芸会レベルの芝居だ。で、関係不明の別の女性が屋根裏部屋みたいな所から覗いてて「オー、ノ〜!」とか頭抱えてるし。オーノ〜と言いたいのはこっちじゃ!


この時の劉忠良の悲鳴というか奇声が最高にツボだった(笑笑)
絵文字名を入力してくださいアアアォアアアァォァアァォアアォォ〜〜〜」
(甲高いマヌケ声で) ※劉忠良は撃たれてません。
これ着声にしようかなぁ。でもキ××イだと思われるからやめとこう。

回想シーン終了。彼女の墓に向かって「さようなら。思い出をありがとう、ずっと忘れない」とかなんとか延々切々と語る(長くてワカラン)劉忠良。なんか・・自分の事、天下の二枚目とか思ってないか?

突如現れた王将とのバトル。



壮絶連続ビンタ蹴りで勝利。凄い!

その後もアメリカ・日本・ヨーロッパの空手王者と色んな場所で対決。



何故か剣道とも対決w

ラストはヨット上でロジャー・パーシー(『燃えよC.I.A 危機100発』にも出てた)扮するヨーロッパ空手王者との再戦。






結構強いロジャーさんの前に苦戦するが「忍拳道はそんなものか?」と言われ奮起。凄まじい連続蹴りのラッシュ!スゴイ!感動した!さすが単なるアホではない。






最後は得意の飛び蹴りで勝利

もうかなり滅茶苦茶な作品だ。
シーンの途中で突然次のシーンに切り替わってしまったりする事が何度もあるし、回想シーンも含め登場人物の人間関係が全く分からない。
誘拐されているらしい父親は一度も登場しないしどうなったのかも分からずじまい。これはもはや映画として成立していない。

ただ、面白い!

劉忠良のキャラ(大根役者ぶりも含めて)が笑えて、見ているだけで全く飽きないのだ。で、こんなグダグダ映画なのにアクションは凄くて全編に渡り蹴って蹴って蹴りまくり、切れ味も抜群というギャップ?が何ともいえない。やっぱり好きだわこの人。

嗚呼、素晴らしき勘違い野郎ジョンリュウ。
で、この人は結局何がやりたかったのかというと・・・
ラストに映った物を見て納得。


                  コレ。

好小子的下一招/Fighting Ace 



主演の劉忠良(ジョン・リュウ)は、“フラッシュ・レッグ”こと譚道良の弟子で強烈な右足(だけ)蹴りで知られる。得意の足技は独特のギクシャク
したクセのある蹴りで、初期の出演作を見ると凄さは感じるものの動きもどこかぎこちなく、個人的には“ヘタウマ”という印象を持った。しかし後期の作品ではかなりの進化を見せており、有無を言わさぬスーパーキッカーに変貌を遂げている。
師匠・譚道良のような脚技の華麗さ・変幻自在さは無いが、少々高飛車な香ばしいキャラも含めて不思議とヤミツキになってしまう変な魅力があると思う。あと、この人は師匠と違い作品に恵まれている印象がある。出演作は面白い物が結構多く、本作もそんな一本。

赤バックの演舞オープニングで幕を開ける

『南拳北腿』でもお馴染み『復讐のガンマン』のテーマがイイ


管理人お気に入り武打星の1人・權永文登場!
空手の型っぽい演舞をやっていてカッコいい。


ラスボス・程清。変な分身っぽい技を使う


劉忠良・權永文vsおっさん。

子供の頃、程清に両親を殺された劉忠良は使用人の韓甦と共に復讐相手を探す旅を続けていた。立ち寄った町で、その町の有力者が息子の為に招いた武術の師範・權永文が、到着するなり挑戦してきたゴロツキ達をあっさり蹴散らす場面に遭遇する。




權永文蹴りまくり!豪快な足技に圧倒される。空中三段蹴りも披露。

權永文の圧倒的な強さを目の当たりにした二人は、なんとか弟子入りしようと町の有力者の家に住み込みの召使いとして潜入する。



深夜の秘密特訓開始





仲良くなった召使い・王太郎(左)の助けで遂に師弟の契りを結ぶ。


特訓シーンは見事なキックバトル。權永文はゲスト出演の為残念ながら出番はここまで。

修行に励む劉忠良だったが、家主とのトラブルから屋敷を追われることに。王太郎も同行し再び旅に出るのだった。






その後色々あり、最後の闘いは劉忠良&王太郎vs程清。
程清の分身拳?の前に苦戦する劉忠良。そこへ深手を負っている王太郎が決死の覚悟で程清の足にしがみつく。







必死で程清の足を押さえ続ける王太郎。動きの鈍った程清に劉忠良怒涛の連続蹴りが炸裂!遂に両親の仇を討ったのだった。

劉忠良のアクションはかなりの出来だし王太郎も良い味を出している。
出番は少ないが權永文の存在感と足技も素晴らしく、見所の多い良作だと思う。難点は程清がラスボスとしての魅力に乏しい(せいぜい中ボス向きくらい)ためラストバトルが少々物足りなく感じる事か。